球界を代表する二塁手、広島東洋カープの菊池涼介選手。
華麗な守備範囲と正確な捕球・送球で「忍者」とも称される守備力は、彼自身の身体能力はもちろん、こだわり抜かれたグローブによっても支えられています。「どのメーカーのグローブ?」「型番は?」「市販されている?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、菊池選手が実際に使用しているグローブの特徴や型番、市販モデルについて徹底解説します。
菊池涼介選手のグローブメーカーはどこ?
菊池選手が使用しているのは、日本を代表するスポーツメーカー ミズノ(Mizuno) のグローブです。
プロ入り当初から一貫してミズノプロのオーダーモデルを愛用しており、10年以上のキャリアを通じて進化し続ける守備を支えてきました。
ミズノは、日本球界で最も多くのプロ選手に選ばれるブランドのひとつ。特に「ミズノプロ」は最高峰ラインで、革質・設計ともにプロ仕様です。菊池選手はそのミズノプロを、自身の守備スタイルに合わせて細部まで調整。捕球のしやすさ、握り替えの速さ、送球の正確性を最大化するよう設計されています。
菊池涼介モデルの型番と特徴
菊池選手が実際に使用しているグローブは NPB用の完全オーダーモデル です。そのため、同じ型番を一般ユーザーが入手することはできません。
ただし、ミズノは「菊池型」として市販モデルを展開しており、彼の使用モデルに近い設計を体感できます。
「ミズノ 菊池モデル」の主な特徴
- 浅めのポケット
素早い握り替えを可能にする設計。二塁手・遊撃手にとって必須の要素です。 - 土手狭め
ボールの出し入れがスムーズで、捕ってから投げる動作が非常に速い。守備のリズムを崩さずに送球できます。 - Hウェブ採用
視認性が高く、グラブを開いたときに打球をしっかり見極めやすい。安定感のある捕球をサポートします。 - コンパクトサイズ(約28〜29cm)
二遊間向けの標準的な大きさ。大きすぎず、素早い動作に最適化されています。
このように「俊敏さ」と「操作性」を最優先にした設計が、菊池選手のハイレベルな守備を支えています。

菊池モデルのグローブは市販されている?
結論から言えば、菊池選手本人が使うグローブとまったく同じものは市販されていません。本人用は完全オーダー仕様だからです。
しかし、ミズノからは「菊池型」として一般販売されるモデルがあります。硬式用・軟式用の両方が展開されており、全国のBSSショップや野球専門店で取り扱いが確認されています。
- 販売形態:限定販売や受注生産が中心。通常のカタログモデルに比べ流通量は少なめです。
- 取扱店舗:ミズノBSSショップ、地域の野球専門店。オンライン販売されることもあります。
- 価格帯:硬式用で70,000円前後、軟式用で45,000円前後。
市販モデルといっても、ポケットの深さや全体の設計は本人使用品に近づけており、「守備職人の感覚を味わいたい」というプレーヤーに人気があります。


菊池モデルのグローブを選ぶメリット
菊池型のグローブを選ぶメリットは、何よりも 二遊間プレーヤーに特化した操作性 を体感できることです。
- 素早い握り替えが可能
浅めのポケットとコンパクトな設計により、ゴロ処理からの送球が非常にスムーズです。 - 送球スピードが上がる
土手幅が狭いため、ボールが手の中で遊ばずに素早く握り直せます。 - 守備職人のプレースタイルを再現できる
プロに近い型を体感できるため、「菊池のような守備をしたい」と憧れる球児に最適。
実際に菊池型を使用したプレーヤーのレビューでは「握り替えが圧倒的に速い」「ゴロ処理が楽になった」といった評価が多く見られます。もちろん、本人使用品とは仕様が異なる部分がありますが、型のコンセプトを体験できること自体が大きな魅力です。
菊池涼介のグローブで俊敏な守備を体感しよう
菊池涼介選手のグローブは、ミズノプロのオーダーモデルをベースにした浅めポケットとコンパクト設計が最大の特徴です。市販されている「菊池型」も存在し、硬式・軟式問わず限定的に流通しています。本人使用品と完全に同一ではないものの、設計思想は共通しており、俊敏な守備動作と正確な送球を支えるエッセンスを体感できます。
二遊間でのプレーに磨きをかけたい球児や草野球プレーヤーにとって、「菊池型」は大きな参考となる一本です。憧れのプロのプレーを支えるグローブを通じて、あなた自身の守備力もワンランク引き上げてみてはいかがでしょうか。


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