ZETT(ゼット)使用プロ野球選手&プロステイタスの魅力を徹底解説

ZETT(ゼット)使用プロ野球選手&プロステイタスの魅力を徹底解説

野球の世界で「ゼット(ZETT)」といえば、誰もが知る老舗の国産ブランド。

大阪に本社を構え、1950年代から長年にわたり日本の野球シーンを支えてきました。特に最上位グレードの「プロステイタス」シリーズは、厳選されたステアハイド(成牛革)を使い、職人の技で仕立てられることで知られています。その品質はプロ野球選手からも高く評価され、実際に一軍で活躍する多くの選手たちが愛用しています。

この記事では、ゼットのグローブがなぜプロに選ばれるのか、そしてどんなプロ野球選手が実際に使っているのかを詳しく紹介します。憧れの選手と同じモデルを使いたい人や、本格的にプレーに取り組みたい選手にとって参考になる内容です。

目次

ZETT(ゼット)「プロステイタス」とは?

ゼットは戦後間もない1950年に創業した、日本を代表する野球ブランドです。グローブやスパイク、バットといった野球用品全般を扱い、学生野球からプロ野球まで幅広いプレーヤーに愛用されてきました。

その中でも「プロステイタス」は、ゼットが誇る最上位モデル

  • 素材:北米産のステアハイドの中からさらに上位約10%だけを厳選
  • 加工:日本国内の熟練職人が一つひとつ手作業で仕上げ
  • 設計思想:捕球時の“素手感覚”を再現し、操作性と耐久性を両立

プロ選手が実際に使える水準を目指して作られているため、「憧れの選手と同じモデルを使いたい」というプレーヤーには非常に魅力的なシリーズです。

ZETT「プロステイタス」の設計・素材へのこだわり

ゼットの「プロステイタス」は、細部にわたって職人の技術とこだわりが詰まっています。

まず大きな特徴は、革の品質。仕入れた原皮の中でもわずか上位10%に選ばれたステアハイドを使用しており、しなやかさと耐久性を兼ね備えています。使い込むほどに手になじみ、長期間の使用にも耐えられるのは、この革の強みです。

さらに、捕球面の裏側に補強のためのレザーを重ねるなど、強度と安定性を高める工夫がされています。硬い打球を受けても型崩れしにくく、しっかりとした安心感があります。

設計面で注目すべきは、「素手感覚」を追求した内部構造です。グローブの内側に余分な凹凸を作らないことで、ボールを直接手で掴んでいるような感覚を得られる設計。特に二遊間の選手にとって、素早い送球や正確な捕球動作をサポートする要素として評価されています。

加えてゼットは、アドバイザリープロスタッフ制度を導入。現役プロ野球選手からのフィードバックを製品に反映させる体制を整えています。つまり、選手が実際に感じる“ここをもう少しこうしてほしい”という声が、そのまま新しいモデルや改良に生かされているのです。これこそが「プロステイタス」が常に現場で支持される理由といえるでしょう。

ZETT「プロステイタス」を使うプロ野球選手たち

ゼットの「プロステイタス」は、実際に多くのプロ野球選手に使われています。2025年のZETTアドバイザリープロスタッフ等の情報から、プロステイタス使用プロ野球選手を紹介します。

セ・リーグ

  • 吉川 尚輝(巨人・内野手)
     吉川タイプ(例:216型/BPROG216S、BPROG260系)。装着時の一体感と操作性が持ち味。
  • 小林 誠司(巨人・捕手)
     安定感あるプロステイタスの捕手用モデルを使用。キャッチングの確実性を重視。
  • 岩崎 優(阪神・投手)
     ゼットの投手用モデルを信頼し、リリーフのマウンドを守ります。
  • 石井 大智(阪神・投手)
     リリーバーとして活躍しながらゼットを使用。しっかりとした投球動作をサポート。
  • 佐野 恵太(DeNA・外野手)
     277型(外野手用)/143型(ファーストミット)の市販モデルあり。用途に応じて選べるのが強み。
  • 大瀬良 大地(広島・投手)
     エース右腕として登板時にゼットの投手用グローブを愛用。
  • 中村 悠平(ヤクルト・捕手)
     222型(中村モデル)。深めポケットでキャッチングの安定性を重視。

パ・リーグ

  • 源田 壮亮(西武・内野手)
     球界屈指の守備職人。安定感あるプロステイタスを長年愛用しています。
  • 今宮 健太(ソフトバンク・内野手)
     俊敏なグラブさばきで知られる今宮選手も、ゼットを信頼してプレー。
  • 中村 奨吾(ロッテ・内野手)
     チームを引っ張るキャプテンシーとともに、堅実な守備を支えるのがゼットのグラブ。
  • 森 友哉(オリックス・捕手)
     パワーヒッターでありながら守備面でも評価が高い選手。プロステイタスを使用。
  • 小深田 大翔(楽天・内野手)
     俊足巧打のプレーヤーで、ゼットの操作性を活かしたプレーが持ち味。
  • 加藤 貴之(日本ハム・投手)
     2023年のWBC代表。ゼットを着用し、安定感あるピッチングを披露しています。

このように、内野手・外野手・投手・捕手と幅広いポジションの一線級プレーヤーがゼットのグローブを使用しているのが大きな特徴です。

価格帯と実際の使い心地

プロステイタスの硬式用グローブは、5〜6万円台が中心です。モデルやカラーオーダー次第ではさらに価格が上がることもあります。軟式用のプロステイスは2.7〜3万円前後で、学生や社会人プレーヤーにも手が届く範囲。

ただ、ここで僕の正直な感想を言うと、やはり価格は決して安くありません。特に学生や草野球プレーヤーからすると「ちょっと高いな」と感じる人も多いはずです。とはいえ、4大メーカーの一つ、ミズノさんのグローブと比べると、かなりコスパは高いと思います。

またプロステイタスのグローブは全体的に、耐久性が強いと感じます。しっかりした革と補強構造のおかげで、型崩れしにくく、長く使える安心感があります。特に硬式で長期間ガシガシ使いたい選手には大きなメリット。初期の硬さはやや強めですが、しっかり型付けをすれば、使い始めから手に馴染みやすいです。

プロステイタスはプロ野球選手と似た環境でプレーしたい人におすすめ

ゼット(ZETT)の「プロステイタス」は、プロ野球選手の信頼を集める理由がしっかりあるグローブです。

  • 厳選された上位10%のステアハイドによる高級感と耐久性
  • 素手感覚に近い操作性を追求した設計
  • 捕球面裏の補強による安心感
  • プロ選手の声を取り入れる開発体制
  • 実際にプロ野球選手100名以上が使用する確かな実績

価格は硬式で5〜6万円台と高価ですが、長く使える耐久性を考えると投資する価値は十分にあると感じます。特に中学硬式や高校野球などで使うには◎。

とは言え、プロ野球選手が実際に使っているモデルを使うことは、あまりおすすめできないかも。特に源田モデルなんかは、使い手をかなり選ぶグローブなので、使いこなすことも難しいです。

全体的には評価の高いグローブメーカー・ブランドですが、いざ買うとなれば、グローブのプロがいる店舗で相談をしながら購入することがおすすめです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次